3月29日は久しぶりの新規開拓で新宿伊勢丹7階の魯山に来てみた。前日に奥のカウンターを予約してあったので土曜日とあって大賑わいの店内でも、すんなり着席。。そして摘みをお任せ、握りはお好みで食べた。蛍イカ、ヒラメ昆布しめ、白海老、〆鯖、金目鯛、赤貝と刺身が続き、シイタケのマグロ詰、椀物、貝紐焼き、握りに移って鯛、こはだ、みる貝、煮はま、子柱、春子、穴子、かんぴょう巻き、1.5合、お湯割り一杯で¥15000円ちょい。寿司は好きだが刺身だけを食べるのはあまり好きじゃないので摘みはもう少し手のかかった物を食べたかったところ、その握りは小ぶりで全体の印象は2-3人で行く飲み寿司か。しかし職人との会話が不満足だった。店のオーナーではなく自分で築地市場へ仕入れにも行かない、ただの握り手との会話は内容が薄く実がなかった。もう何度も書いているが店の印象を決めるのは味だけじゃなく、その他諸々のファクターがあることをあらためて実感したな。これこそが職人と相対して食べるカウンター江戸前寿司の複雑でかつ醍醐味なんだろう。あとデパート内の人気店ということで一見客相手の軽い雰囲気が馴染めなかった。なんせ定期訪問している店はどこも濃い個性的な店ばかりだから。ここも何回か通えば印象は変わるんだろうけど再訪はないかな。
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by hattori_osamu
| 2014-03-30 09:41